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テックワークス社員を紹介!小幡 有希さんってどんな人?

2025年のテックワークスは、社員も増えて、新しい体制となります。会社の雰囲気を知っていただけるよう、メンバーを紹介していきます。2024年8月からテックワークスのシステムエンジニアとして活躍する小幡有希さん。これまでの経歴や仕事への想い、趣味などについてお話を伺いました。 

アウトドアな幼少期、インドアな学生生活 

――まずは、ご出身や生い立ちについて教えていただけますか? 

小幡:札幌の病院で生まれたんですが、父の転勤で道内のいろいろなところに住みました。最初に記憶があるのは静内で、小学校に上がる頃に泊村に。その後、東川に転勤したところで父が亡くなってしまって。それで祖父母の近くに住むことになって札幌に戻ってきたんです。ニックネームは、子供のころ「おばっち」と呼ばれていました。 

――幼少期はどのような子どもだったんですか? 

小幡:外遊びをしていました。泊村は本当に海が近くて。友達の家族と一緒に海に行って遊んだりしたのを覚えています。あと、チャリンコで近所を走り回ったり、縄跳びで遊んだり。水泳もずっとやっていました。でも、札幌に戻ってからは少しずつインドア派になっていきましたね。 

――インドアというのは、何か部活動を? 

小幡:合唱部に入っていました。実は札幌は、中学校とか高校とか合唱に力を入れてる学校が多いんです。やってみた印象としては、思った以上に体育会系。やっぱり声出すために体力がないといけないので、校庭の走り込みとか結構ありました。立ち方も、まっすぐ立ってないと音がぶれたりするからっていうので、筋トレをやったり。

――へぇ、意外ですね! 

小幡:意外というと、高校の1年間だけ合唱部との掛け持ちで射撃部にも入っていました。珍しくて、高校生らしくない感じの変わったことをやっているっていう気持ちでした。競技場に行って練習したり、他の人の姿勢を見て「かっこいいな」って思って真似をしたり、楽しかったです。でも合唱部が、キリスト教系の賛美歌などの宗教曲を練習してゴスペル関連のイベントに出るなど、活動が本格的になってきて。そっちの方がだんだん優先になっていきました。 

心理学との出会いと進路選択 

――大学では何を専攻されていたんですか? 

小幡:心理応用コミュニケーション学科で、心理学を専攻していました。中学時代にいじめにあって不登校になった時期があって。その時にスクールカウンセラーの方に話を聞いてもらう機会が多かったんです。そこで、こういうカウンセリングをする人たちがいるんだなって。ぼんやりとそっち方向に進めたらいいなって思うようになって。 

でも、実際に勉強してみると、自分には無理だなって思うようになって。カウンセリングの勉強とか教職課程も取ってみたんですけど。自分は、これを仕事にしてやっていけるかって言われたら、不安しかなく。じゃあどうしようってなって、食品メーカーの事務職に就職しました。 

――なるほど、それも実際に勉強して体験したからこそ知れるところですよね。学んだことを仕事に活かそうというのは? 

小幡:今の仕事に活かすとなると、産業心理学とかその辺りでしょうか。例えばお店の商品陳列の時に、どう置いたらどのような印象を持つとか、そういった知識ですね。でも、それはデザイン系を勉強してる人の方が、より詳しい分野だと思います。私自身がそこを活かそうと考えたことはなかったですね。ただ、勉強をする過程で、統計をとったり、その分析をしたりっていうのは、心理学の研究をする中でも結構やってきていることではあります。そうした全体的な経験は、活かしていけるのかなと思います。 

“改善”を楽しむエンジニアとしての挑戦

――事務職からシステムエンジニアを目指したきっかけは? 

小幡:前の会社で入力が煩雑な作業が結構多くて。それを何とかできないかなって思って、独学でExcelのVBAを学んで自動入力のマクロを組んだんです。誰かの業務を楽にするものを作るのが、すごく達成感があって。もっとそういうのを味わいたいなと思ったところから、プログラミングに興味を持ちました。そこから、仕事もそっちの分野に進みたいと考えて、食品製造の仕事を退職して。ポリテクセンター北海道という職業訓練校に通ってプログラミングを学び、テックワークスに入社しました。 

――最初は独学で、人の役に立ちたいというところからだったんですね。実際に転職をして、今の仕事の内容と、やりがいを感じる部分を教えてください。 

小幡:今はイベント運営会社のシステムの詳細設計をやっています。面白いなと思うのは、既存のシステムを見て、どう改善できるか考えるところですね。元のデータを見て、設計した人の意図を探るのが楽しいです。こっちの方がうまくいくんじゃないかって想像を働かせながら設計書に落とし込めた時は、達成感があります。お客さんが元々どう使っていたか、今後どうしたいかっていう希望も少しずつ見えてくるので、それも面白いですね。 

――今後の目標などありましたら、お聞かせください。

 小幡:まずは今やってる仕事をきちんと完成させることですね。その先は、夢のまた夢かもしれませんが、ゼロから自分でアプリを作ってみたいです。企画から詳細設計、コーディングまで全部。そのために、今は各言語やプログラミングの仕事についての理解を深めたいと考えています。自分から提案する力もまだ全然ないので、これから仕事を通じてそういうスキルも身につけていきたいです。 

普段、賑やかなテックワークスメンバーの中、変わらず物静かに仕事をこなしておられる小幡さん。お話を聞いて、知られざる背景や意外な一面を垣間見ることができました。煩雑な作業を少しでも楽にしてあげたいという気持ちを原点に、新しいことに挑戦し、学んでいく小幡さん。これからの活躍が楽しみです!