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共に生きる、共に祈る。映像リリース

共に生きる、共に祈る。映像リリース

2021年5月24日(月)にオンラインライブ配信を行った、「共に生きる、共に祈る。」の映像を編集しリリースしました。

このイベントは、新型コロナウイルスが蔓延してから1年が経過していますが、未だに不安と恐怖の中にいる状況から、平安に向かうことを願い、国、宗教、人種、信じるものを超え、共に祈ることを目的に行われました。

司会は本射 美映子さん。出演はアイヌのトンコリ奏者のToyToyさんと観音寺 住職の米本 智昭さん。そして、瀧泉寺 副住職の山瀬 珠香さんに協力をいただき行われました。

観音寺がある北海道白老町はアイヌの人たちが多い町として知られ、これまでの町の歴史の基礎を築き上げてきました。 和とアイヌが繋ぐ祈り。新たな繋がりと始まり。お経とトンコリが混ざり合う不思議な世界が生まれました。

その動画をご覧ください。

共に生きる、共に祈る。ー完全版ー|Pray and live together as one.

ベースとなる祈り

今回のイベントでは、アイヌのトンコリの音色とお経という組み合わせで祈りを行っていますが、ベースとなる祈りは、声明(しょうみょう)と呼ばれる声楽曲のような祈りと、護摩行(ごまぎょう)と呼ばれる火を用いた祈りでした。

弊社の関わり

弊社では、ディレクション、ロゴアイコンの作成、フライヤーの作成、差込画像作成、撮影、編集、Facebookイベントページの運営、PV制作、共に祈る写真投稿フォームの作成を行いました。

ロゴアイコンの作成

ロゴアイコンの制作に関しては、「共に生きる、共に祈る。」というこのイベントを想像しやすく、また宗教観があまり出ないようにキャッチーに表現しました。全体のハートマークは生きるということを表現し、中心の炎は護摩行の火を意識し、人々の心に祈りの炎が灯されるイメージを描きました。

フライヤーの作成

10日間という短期間でのプロモーション時間しかなく、1枚の画像やPDFでお知らせできるように、フライヤーの作成を行いました。日英の2つのパターンを作成しました。
イベントは終了しましたが、PDF版はこちらからダウンロードいただけます。

撮影、編集について

智昭さんを映すカメラ、ToyToyさんを映すカメラ、全体を映すカメラ、司会用のカメラと4台構成で行いました。

智昭さん, SONY α7C, SONY SEL85F14GM
ToyToyさん, SONY α7C, SONY SEL70300G
全体俯瞰, SONY α6000, SONY SEL1670Z
司会, SONY HDR-CX720

その他、4台のカメラを移動させるなど別アングルで撮影したのがこちら。

今回、下見をしたときに智昭さんには実際に護摩行を執り行っているところを見せていただきました。火のないところから始まり最終的には人の背丈ほどまで燃え上がる炎を見て、とてもやりがいのある仕事になりそうだと思いました。映像では、炎がどんどん大きくなっていく様子から鎮火していき、残っている木が崩れる瞬間にも注目ください。

照明はLED灯をToyToyさんと司会用に各1台用意しただけで、あとはお寺の照明とロウソクの明かりのみでした。そのため、ISO感度やレンズのF値の設定をいろいろ試して、最適解を見つけるのは少し苦労しました。フルサイズのボディの良さとF値の低い明るいレンズの性能を改めて感じました。

Facebookイベントページの運営

与えられた時間は当日含め12日間。どうやってプロモーションをしていくかは、結構悩みました。メンバーそれぞれのSNSの使用状況を見て、拡散しやすいのはFacebookだったため、Twitterは使わずに、Facebookイベントページのみで勝負しました。(社内的にはウェブサイト構築案もあったのですが、間に合いそうにもないということで断念)
Facebookイベントページを作ることで、参加者の状況を把握できます。また、情報を一元管理できますので、関わっているメンバー全員でシェアするのが容易になるメリットがあります。

実際の運用にあたっては、少なくとも、何のためのイベントなのか、どういう内容なのかを説明しないと、これは誤って伝わってしまうだろうなと感じました。1つの宗教に偏った話ではなく「国、宗教、人種、信じるものを超え、共に祈る」ということがとても重要なのです。

最初は手探りで、とにかく急いで情報を公開したのがこの2つ。
14(金)Facebookイベントページ作成
15(土)出演者情報公開

このままだと、せっかくのイベントが広まらないかもしれないと思い、こんな予定を掲げました。
17(月)共に祈る写真登録フォームの案内
18(火)PV配信(写真登録フォームの案内追加バージョン:YouTubeから)
19(水)ToyToyさんと智昭さんの取材記事掲載
20(木)HEROES Liveからの一こまを切り出した映像を紹介
21(金)海外に向けた発信
22(土)イベント告知:プログラムの詳細
23(日)前日の案内:準備の様子などの状況写真掲載
24(月)当日の案内:智昭さんとToyToyさんからビデオメッセージ

結果的には、当日の案内以外は達成できましたし、ラジオ出演の話などもあり、イベントページを毎日動かすことができました。
Facebookイベントページ上の参加者数:134名、興味あり:165名ということで、約300名の方に注目していただきました。

プロモーションビデオの作成

プロモーションビデオは全部で3つ作成しました。
PVの構想は下見に行ってたまたま撮影した、お香の煙があまりに素敵すぎてそれをベースにすることにしました。(護摩行自体も撮影したのですが、これは本番までとっておこうと思ったのです)
1つめのPVは、イベントの紹介と写真登録フォーム告知を広めるために作成しました。
2つめのPVは、昨年開催した、TEDxSapporo主催のTEDxSapporo HEROES’LiveでコレボレーションしたToyToyさんと智昭さんの声明の映像をTEDxSapporoから提供していただき使用しました(実は1つめのPVでも音声の一部を使用しています)。
3つめのPVは、イベントの詳細を伝えるためのPVとして作成しました。

各PVをご覧ください。

5/24 共に生きる、共に祈る。PV|Pray and live together as one.
共に生きる、共に祈る。PV|TEDxSapporo HEROES’ Liveより
5/24 共に生きる、共に祈る。詳細情報|Pray and live together as one.

ライブ配信の問題

ライブ配信は、ATEM Mini Extream ISOを使用して行いました。この映像スイッチャーの特徴は8つのHDMIを同時に収録しつつ、スマートフォンの4G回線を使用して、ライブ配信ができることにあります。もちろんそれ以外にも素晴らしい機能はあるのですが、ここでは割愛します。特に今回は、会場にネット回線がなく、スマートフォンの4G回線を使用することが必須でした。

結果的には視聴いただいた皆様には大変申し訳ないことに、途切れ途切れの映像を配信してしまいました。うまく配信できなかった理由はいくつかあるのですが、最大限の原因はにUSB-Cポートを2つ同時に使用する(収録と配信)のはATEMが安定しないということでした。前日のテストではある程度うまくいっていたのですが、当日の午前中になって途中でATEMが固まる事件が発生しました。熱暴走の可能性も考えましたが、USB-C以外の機能は問題なく働いていました。しかし、以前から熱には弱いという話を聞いていたので、クーラーボックスに入れる保冷剤をATEMの下にひき運用しました。しかし、これでも同様にUSB-Cが固まってしまいました。
そのため、配信をLAN経由でつないだMacから行うことにしました。Macをテザリングして、Mac上でネットワーク共有をかけATEMを外につなぎました。接続自体はうまくいき、ATEM事態が固まるという問題はクリアしたのですが、ネットワークが直接つないだ時に比べネットワークが遅いという問題が発生してしまいました。この問題が最終的にもクリアできずに途切れ途切れの配信をしてしまいました。
本来であれば、ここで配信のクオリティを下げるべきだったところを前日までは動いていたことと、現場でのパニックが重なってしまい、結果的に配信の品質を下げてしまいました。

視聴者の皆様、関係者の皆様には大変申し訳ないことをしました。お詫び申し上げます。

ライブ配信を終えて

当日の映像は、各映像から編集しなおし作り直しました。期待してくださっている人が多数いると感じ、急ぎ2日で公開しました。編集にはAdobe Premere Proを使用しています。ライブ配信時のものと画像なども差し替えたり、随所に工夫を凝らしています。

動画の公開翌日には、日本語字幕もつけて公開しています。
今後、さらに世界中に祈りが広まっていくことを願い、英語字幕もつけ始めています。

新型コロナウイルスを止めるのは科学の力が必要ですが、人々の心に寄り添い安らぎを与えるのは、音楽や祈りかもしれません。だからこそ、「共に生きる、共に祈る。」というこのプロジェクトがこれからも必要とされ、多様な方々とコラボレーションして益々広まっていくことを願っています。